こんにちは、さびこ (@sabineko325)です。
2017年5月発刊の「誰がアパレルを殺すのか」
ちょっとドキッとするタイトルの本を読みました!
不況と言われる昨今のアパレルの現状や、業界事情について書かれた本です。
私はアパレル業界の人間ではないのですが、私も知っているユニクロやゾゾタウン、ミナペルホネンなどにも触れられており、とても興味深く読めました☆
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洋裁好きの会社員が「誰がアパレルを殺すのか」を読んだ感想♪
みなさんお洋服は好きですか?私はもちろん好きです(*^^*)
でも普通の会社員なので、そんなに高いお洋服は買えません☆
ここのところ、実店舗で服が探しにくく感じています。
どの店も似たようなデザインの服が多く「コレ欲しい〜!!」というキラリと光る服にあまり出会えてないような。。
ネットで見たほうが見つけやすかったり(^◇^;)
どうしてなのかなと思っていましたが、本を読んで「なるほど〜!」と思う内容でした(*^^*)
気になった内容
本から、気になった点を抜粋してみます(*^^*)
◇ファストファッションの仕組みを表面的に真似した結果、「ブランドのタグだけが違う、全く同じデザインの服」が作られるようになった。
◇手間を惜しみ、企画やコンセプトまで外部に丸投げする事で、その時の売れ筋のさして変わらない洋服ばかりお店に並ぶ結果に。
◇コスト削減で海外シフトした結果、国内の洋服に関するモノ作りの基盤が失われてしまった。
◇業界は、50%くらいムダな商品を作って、そのコストも全部正規の価格に乗っている。数打ちゃ当たるの散弾銃方式になっている。
◇原価や費用、利益などを提示して販売されているお店や、(ミナペルホネンのように)セールをしないお店などが、売り上げを伸ばしている。
アパレル業界ではこんな事が起こってたのかと驚きですΣ(・□・;)
原価の不透明さが気になる
お洋服はシーズンごとにすぐセールになりますね。
定価で買うと損をするような気分になります(^_^;)
それでも利益が出るのかという疑問、わざわざセール用や福袋用に作られる商品があるということも耳にするし、モヤモヤします。
原価や費用、利益などを提示して販売されているお店や、セールをしないお店などが売れるのは、分かる気がします(*^^*)
ユニクロの見方が変わった
ユニクロがちょっと苦手です☆
良いものを安く買えるのはもちろん嬉しいのですが、安すぎて罪悪感があります。
なぜあんなに安く服を販売できるんだろう?(^◇^;)
材料費や人件費、配送費、広告費にテナント代などを考えると、あんなに安く売って、誰に皺寄せがきているのだろうと心配になります。(大きなお世話?)
そう思うと気軽に買えないというか(^_^;)・・必要なものは買いますけど(買うんかい)
でも本を読んで、見方が少し変わりました。
リサイクルをしたり、正社員化を進めて長く働き続ける体制を整えたりと、業界のパイオニア的な部分もありそうですね!
ユニクロには今後も注目です(*^^*)
手作り市場の拡大
通っているパターンスクールで、代表の先生が『これからは個人(作家)の時代だ』と数年前から力説されています(*^o^*)
『minne』や『Creema』などのハンドメイドマーケットもどんどん規模が大きくなっています♪
大量生産されたものより、作り手さんの想いの詰まったお洋服に魅力を感じるのかもしれませんね(*^^*)
まとめ
スマホの普及で、誰もがインターネットを利用する時代になり、販売方法も様変わりしています。
私が学生だった20年前、ネットで服を買うなんて思っても見ませんでした☆
アパレル業界だけでなく、時代の変化にいち早く対応する姿勢が必要なんですね(*^^*)
普段疑問に思っていたことがクリアになった、面白い本でした!
正直、本の内容はほとんどまとめきれてませんが(^◇^;)気になった方は読んでみてくださいね(*^^*)
ではでは〜。
おまけ
先日購入したミナペルホネンのピースバッグも、余り生地を有効に使ったいい例と紹介されてました!
いいものを買えたと思うと、満足感が大きいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
《ご紹介した本はこちら♪》
アパレル業界に起こったことは、他の業界にも起こりうる、、と経営の視点からも読まれているようですね(*^^*)
Amazonのレビューに大まかな内容が掲載されていますよ☆