こんにちは、さびこ (@sabineko325)です。
うさこさんのTwitterで型紙を左右対称に作るメリットをご説明されていました。
洋裁の本とか【わ】で取るという型紙がありますが
— 服の作り方と型紙うさこの洋裁工房 (@yousaikoubou) November 28, 2021
ほんの少しずれたり布の厚みで形が変わって
部品を合わせた時に合わなかったりするので
型紙自体を別の紙に写して左右対称にすると
縫いやすくなりますよ
↓もっと詳しくはここで説明していますhttps://t.co/CIvkfYt15Z pic.twitter.com/ZstVYCQOK2
私もいつも衿などの型紙を両身で作っているので、作りかたをご紹介しますね♪
スポンサーリンク
両身型紙の作りかた
説明で使用している型紙は、RickRackさんの丸衿ブラウスです。(おすすめ)
中心で左右対称になるパーツは、中心が「わ」の半身で作られていることが多いですよね。
半身の型紙を別の紙に左右対称に写すと、このような感じになります(完成図)
では、作り方を解説していきますね!
左右対称型紙の作りかた
【使用する道具】
◇紙
◇シャープペン
◇定規
◇文鎮などの押さえ
◇カーブ定規(あれば便利)
直線定規でもカーブはかけますが、
カーブ定規があるとなめらかな曲線が簡単にかけて便利ですよ。
①紙に十字の線を引く
まず、定規を使って縦横に直角の線を引きます。
※湿度で紙がよれっとしてます
直角を書くのは意外と難しいので、方眼のパターン用紙を使うのもいいですね。
②型紙の裏から線をなぞる
元の型紙を裏返して、地の目線・縫い線・ノッヂをなぞって写します。
③型紙の上に紙を乗せて線を写す
型紙の上に①の紙を縦横の線に合わせて置き、文鎮などで固定します。
地の目線・縫い線・ノッヂをなぞって写します。
左右両方、同じように写しましょう。
④縫いしろをつける
指定幅の縫い代をつけて完成です♪
ノッヂなどの写し忘れがないかよく確認しましょう!
縫いしろ付きの型紙であれば、型紙カット前に縫しろも写しておけばより楽ですね。
どのパーツを左右対称に作ればいい?
もちろん全パーツを作るに越したことはないですが、ちょっと面倒ですよね。
「わ」の部分の距離が短いものはずれやすいので、左右対称の型紙にするのがおすすめです。
◇衿・台衿
◇みかえし
◇ヨーク
などは、左右対称がいいと思います!
まとめ
裁断の時に型紙がずれてしまうと、縫う距離も形も変わってきれいに仕上がらないことも。
ひと手間かかりますが、左右対称の型紙を作るのがおすすめです。
自己流の方法ですが、参考になれば幸いです。
ではでは〜。
《ご紹介した道具はこちら♪》
《関連記事はこちら♪》